治療法のいろいろ
乳酸菌がアトピー性皮膚炎を抑制
腸内に存在する乳酸菌の一種が、アレルギーの原因となる免疫細胞を細胞死(アポトーシス)に導くことを、東京大などのグループがマウスの実験で突き止めたそうです。
体内の免疫細胞である「Th1」と「Th2」のバランスが崩れて、Th2が増えると「IgE」と呼ばれる抗体が過剰に作られ、アレルギー反応が起きます。アレルギーの人はTh2が過剰な傾向がみられるそうでうが、乳酸菌は、Th1を増やし、Th2の細胞死を促してアレルギーを抑える仕組みもある。乳酸菌摂取が症状緩和につながる可能性があるそうです。
もっとこれらのメカニズムが解明されることを願っています。
<乳酸菌>アレルギーの抑制力解明 症状緩和も...東大など
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080104-00000042-mai-soci
アトピー性皮膚炎の紫外線療法(PUVA療法)
日光には、「長波長紫外線」、「中波長紫外線」の二種類があります。
このうち中波長紫外線をあびすぎると、皮膚はやけど状態になります。
日光浴は、長くても30分以内、一回したら48時間以上あけるなどの必要があるようです。
皮膚科で行なっている紫外線治療で「PUVA(プバ)療法」と言うものがあります。
これは、長波長紫外線のみを人工的に作りだします。
皮膚に対する皮膚の感受性を高める薬(ソラレン)を直接肌に塗るか、あるいは内服し、その後に光線を照射する治療方法です。
PUVA療法は、メラニン色素をつくる細胞の機能が低下し、皮膚の色が部分的に白く抜けてしまう尋常性白斑と言う皮膚病の治療にも使われてました。
それが近年、皮膚でのアレルギー反応を抑える効果もあることがわかりました。
しかし、炎症が起こっている部分に紫外線があたると、色素が沈着するので顔や首には特に注意が必要です。
また、屋外で日光浴をして汗をかいて放置しておくと、それが刺激になり炎症をおこしたり、悪化の原因となってしまいます。
日光浴をした場合は、できるだけ早く入浴するかシャワーで汗を洗い流すことが大切です。
九州大学医学部皮膚科学教室の紫外線療法を参考にしてください。

