アトピー性皮膚炎と生活
アトピーに対する心構え
これは私の経験からの「アトピーに対する心構え」を書いています。なので個人的な差や考えが違う人もいるかと思いますがご理解した上でお読み下さい。
まず初めに
アトピーは1日や2日では治りません
私の場合は30年以上治るのにかかりました。
個人差はあるかと思いますが、2歳半から症状が出だした頃の記憶はまったくありません。
小学生の頃の症状は、ひじ、首、背中と言う汗のかきやすい場所だけに限定して出ていました。ひじや首はかきみしって血だらけになっていたのを覚えています。行きつけの皮膚科の先生からは「中学生になれば治る」と言われ小学生の私はそれを信じて、早く中学生になりたいと思っていました。
が、中学生になれば逆に悪化、ひじや首、背中だけではなく、頭の中、顔までがアトピーで悩まされるようになりました。
以後、思春期から悪化したアトピーと35歳ぐらいまで戦うこととなりました。
ですので、すぐに治ると期待はせず、短くても数ヶ月は数年は付き合うと言う気持ちでいましょう。すぐに治ると思ってなかなか治らなければ返って落ち込んでしまう。
神経質になり過ぎない
神経質にならないことです。神経質になりすぎると返ってアトピーも悪化します。ストレスはアトピーにとって大敵。「またアトピーが悪化した。最近良くなって来たのに・・・」なんてアトピーの症状で一日ふさぎこんでしまったり、落ち込んだりしてしまいます。一日、鏡を見たりしないでくださいね。鏡を見てもアトピーは良くなりません。体を少しでも動かしてリフレッシュをするよう心がけましょう。
開き直る、負けない気持ちをいつも持つ
「アトピーのどこが悪い」という感じで開き直りましょう。かつて私も電車や人ごみの中で、気持ち悪がられることも実際ありました。会社で「臭い」と言われたこともあります。だってしかたがないじゃないですか。当時、私はアトピーが悪化、石鹸やシャンプーも使えないぐらい皮膚が敏感になっていて、なにもできない状態でした。お風呂と言えば汗を流すだけ。洗うことすらできないぐらでしたから、当然、臭くなるのも当たり前です。また鎖骨のところから首までを掻きすぎていつも血の匂いがしていました。でも人から「臭い」と言われても私は会社に行きましたし、買い物にも行きました。
必ず治ると思うこと、諦めないこと
アトピーの症状が出なくなってから10年経ちました。まったく掻いたりしません。肌も象さんの肌ではありません。外から見ても私がアトピー患者であることは全くわからないと思います。アトピーをもっていない人と同等の生活を今は送っています。
実はアトピーとの付き合い方がわかったので、アトピーの機嫌を取りながら症状を出ないようにうまく付き合っているだけなのです。
30年もアトピーと一緒にいるとコツみたいなものが分かって来て、どうすればアトピーが悪化するのか、アトピーを出なくするにはどうすれば良いのかが分かったからなのです。これさえ分かればアトピーの症状は全くでません。完治したも当然です。
ですがタバコの煙を吸ってしまうとまたアトピーは出てしまうと思います。他人が吸っている煙からも距離をおくようにしています。私のアトピーにとってタバコの煙は天敵なんですね。
ですので決して諦めず、日々の生活からアトピーとのうまく付き合うコツを見つけ出してください。そうすれば完治したのと同じになれます。決して諦めず長い年月はかかるもののアトピーは治ると思って下さい。
家族は協力してあげること
これは本人のことではありませんが、分かっている人も多いかと思いますがアトピーは非常に辛い病気です。 たかが皮膚炎でしょう? 痒いだけしょう? と思っている人もいるかもしれません。痒いだけではありません。痒いだけに肌は汚くなり、血まみれ、夜は寝る事もできない、精神的に不安になるなど非常に辛い病気なのです。ですので、身近な人はそれを理解してあげて接してあげるようにして下さい。それから精神的に落ち込んでいるときは、アトピーの事には触れず、そっとしてあげることも大事な時もあります。人前に出たくない時もありますので、たかがアトピーとは思わないようにしてあげてくださいね。
アトピー性皮膚炎とタバコ
タバコの煙には、4千種以上の化学物質が含まれていて、そのうち約200種が、ヒ素、シアン化物、ダイオキシンなどの有害物質で、発がん性が指摘されてる60種類も含まれているそうです。
各種有害物質によって痒みや炎症が起き、これが皮膚炎になる場合もあるそうです。いずれにしてもタバコの煙はこれら有害物質によって、身体にとって強いストレスになってそうです。
喫煙とアトピー性皮膚炎の症状の因果関係は医学的にどうかはわかりませんが、私の場合はアトピー性皮膚炎の症状が悪化しました。これは確かな事実です。
タバコを吸わなかったその日の夜は、痒みも少なく、酷くはなりませんでしたが、タバコを吸った日は間違いなく、痒くなりアトピー性皮膚炎も悪化しました。タバコを吸っていた当初はまだその事に気づいていませんでした。
その事に気づいた時は遅く、一度アトピー性皮膚炎を悪化させてしまうと
雪だるま式でどんどん悪化して行きます。
きっかけはタバコですが、そのタバコのせいで多くの食べ物や環境にちょっとしたことで反応してしまうようになりました。
幼少期からアトピー性皮膚炎だった私が、一度は二十歳過ぎに治まっていた
アトピー性皮膚炎を完治したと勘違いしてしまい、タバコを吸って復活させてしまったのです。
今はタバコも止めてますが、周りでタバコを吸われると怖いので、その場から立ち去るようにしています。
人がはいた煙も自分の体にはアレルゲンとなり、アトピー性皮膚炎を引き起こすと思っているからです。
もしアトピー性皮膚炎でタバコを吸っている方がおられるなら、しばらく止めてみてはどうでしょうか。 アトピー性皮膚炎の反応を起こしている状態では、タバコを止めても私みたいに急に変わらない場合があるので、注意して長い目で観察することが必要だと思います。個人的意見ですがアトピー性皮膚炎の方はタバコは控えるべきだと思います。
愛煙家の方には申し訳ありませんが、今でもやはりタバコの煙は私にとってはアトピー性皮膚炎の元です。飲み会などでタバコを吸う方の近くに行った翌日なんかは、顔が黒い感じになり肌の弾力性が無くなり痒くなります。とくにカラオケBOXは最悪で、あの密室でタバコを何人にも吸われたらもうだめです。一週間ぐらい調子が悪くなります。できるだけタバコを吸う方の近くには行かないようにしています。
アトピーは諦めないことが大事
私は、アトピーに幼稚園児から悩まされました。
小さいころから皮膚科に通い、「中学生になったら治るから、心配しなくていいよ」ってよく医者から言われました。
やっと中学生になった、「これでアトピーともお別れだ」っと思っていても一向に治る気配なし。
余計にひどくなりましたね。
確かに中学生になるまでに治る人もいますが、私みたいに治ら無い人もいます。
33歳ぐらいになった頃ようやく治って来ました。今41歳ですが、まったくと言っていいほど、アトピーはでません。
徹夜作業しても全然大丈夫です。
季節の変わり目もアトピーはでません。
アトピーは治る病気では無いと思っています。
私は医者でもないので医学的なことはわかりませんが、私の30年以上のアトピーの経験から言って、治らないと思います。
でもうまく付き合えば、まったく私の様にでません。
いろんな事を試して来ました。
それは自分に合った治し方を見つけることが大事です。
アトピーの病気の辛さは、なった人しか、その悩みや苦痛はわからないのです。
アトピー性皮膚炎のスキンケア商品を売りつけられないようにする
アトピー性皮膚炎の治療にはスキンケア商品は欠かせません。
その為、石鹸・シャンプー、ハンドクリームなどたくさんのスキンケア商品が販売されています。
スキンケア商品の中には値段も高い商品もありますので、説明や効き目などをよく理解してから購入することをお勧め致します。インターネットで商品を検索し、評判など確認するのもひとつの手段です。
また必要以上に商品をしつこくすすめるところもありまりますので
こういうところは避けた方がよいと思います。
スキンケア商品はアトピー性皮膚炎の症状が人それぞれ違うように、人によっては合う合わないがあります。実際に使ってみて納得ができて、気に入った商品を使うのがよいと思います。
アトピー性皮膚炎の香辛料、嗜好品の取り方
基本はやはり栄養のバランスのとれた食事をとるようにしましょう。
特に子供場合は発育にも影響します。
アルコールは血管を拡張してかゆみを強くするので、ほどほどにしましょう。
また、唐辛子などの香辛料は発汗作用をもち、かゆみを強くするので、ひかえめにしましょう。
食物の中には、仮性アレルゲンと言う、かゆみを悪化させる物質を含んでいるものがあります。
トマト、セロリ、たけのこ、ナス、里芋、イチゴ、えび、カニ、チーズ、チェコレートなどなどです。
これらの食品がすべてダメではなく、かゆみがひどくなったり、症状が悪化するようであれば、その食品を避けるようにしましょう。
私も小学生の頃、医者からチェコレートを食べさせてもらえなかったのを覚えています。またナスやタケノコも食べさせてもらえなかったことを覚えています。逆に食べれなかったりすると、ストレスになり、余計にアトピー性皮膚炎を悪化させることになるので注意が必要です。
大事なことは、その食品が本当にアトピー性皮膚炎を悪化させているのを見極めることだと思います。
あれもダメ、これもダメでは食べるものがなくなってしまいます。
アトピー性皮膚炎の子供を持つ親
最近ブログで、よくアトピー性皮膚炎の子供を持つ母親のサイトを見かけます。
親自身はアトピー性皮膚炎では無いので、どうしたらいいのか良く分からず困っているのがわかります。
実際私もアトピー性皮膚炎で30年以上も辛く苦しんで来ましたが、自分の娘のアトピー性皮膚炎を見ているとつらいものがあります。
できれば代わってあげたいぐらい見ているのは辛いです。
私には二人の娘がいますが、下の娘だけがアトピー性皮膚炎のようです。
上の娘はアトピー性皮膚炎の症状はでていません。
顔、背中、足など広範囲にアトピー性皮膚炎がでて痒さをうったえて、無意識のうちに掻いています。
女の子でもあるし、まだ小さい子ですから、私がアトピー性皮膚炎を治したような治療方法はできないので、ちょっと苦労をしています。
あまりステロイドは好きではありませんが、ひどい時はそれ以上の悪化やばい菌が入らないのを防ぐ為に使用しています。
少しアトピー性皮膚炎が引いて症状に改善が見えると、それ以上ステロイドを使わないようにして保湿剤で乾燥を防いでいます。
多分今より小さい頃は食べ物で、アトピー性皮膚炎を起こしていたのだと思います。最近は汗をかいたりすると、痒くなっているようです。
この娘には何が悪いのかわからないので、いろいろ試しました。
1本2000円もする水をかったり、保湿剤、石鹸、シャンプーなどアトピー性皮膚炎には良いと言うものをいろいろと試しました。
つくづくアトピー性皮膚炎にはお金がかかると思いました。
結局はあまり良い効果があるものはありませんでした。
一番効果があったのは、乾燥させない。保湿クリームでたえずスキンケアを心がけたこと。あとは肌を清潔にする。これで大分効果があったように思います。
今は、顔、首、足に出ていたアトピー性皮膚炎も良くなりつつあります。
アトピー性皮膚炎の子を持つ親としてどうしても、神経質になってしまうようです。あまり神経質にはなりすぎず、短期間で治そうと思わないようにすることだと思います。アトピー性皮膚炎はすぐに治る病気ではありません。相談できる医師を持つことも大事だと思います。
アトピービジネスにまどわされない
アトピー性皮膚炎はよくなったり、ひどくなったりを繰り返します。
その分、アトピー性皮膚炎の方の精神的苦痛もかなりのものとなります。
顔にアトピー性皮膚炎が出たりすると、気は落ち込み、何もする気がなくなったりします。外出するのもおっくうになります。
そんな時、「アトピー性皮膚炎が○○で治った」と言う宣伝を聞くとわらをもつかむ思いでとびつく方も多くいると思います。
昔と違って、今はインターネットで「アトピー性皮膚炎」と検索すると、いろんな情報があふれています。
ついついその文面を読んでいると治るような気になってしまい、決して安くない買い物をしてしまう人がいます。
確かにアトピー性皮膚炎に有効な商品もあるかと思いますが、すべての方に効くとは思いません。
なぜなら人にはいろんな人がいるように、アトピー性皮膚炎にもいろんなタイプがあるからです。
私もいろんな方法を試しました。
食事、飲み物、入浴剤などなど、アトピー性皮膚炎に効くと聞けばなんでも試しました。
その中には確かに効くものもありましたが、すべてが効くものではありませんでした。結局アトピー性皮膚炎が治るまで30年以上もかかってしまいました。
大切なことは、よく商品を理解したうえで買うことです。
効くかもしれないが、自分に合うかどうかは試してみないとわからないと最初から思っておくことです。
試してみて治らなければ期待した分、余計に落ち込むことになります。
いろんなことを試してみることも大切だと思いますが、自分のかゆくなる現象もよく観察することが大切だと思います。
アトピー性皮膚炎の方の入浴は?
石鹸は普通の化粧石鹸でも良いと思います。
最近はアトピー性皮膚炎の方の用に、低刺激性で洗浄力を落とした製品が多く発売されています。
普通の石鹸に比べると価格は高めですが、刺激が少なくないので使ってみて自分に合うのなら使用しても良いと思います。
また、香料入りや殺菌剤入りの薬用石鹸は皮膚を刺激することがありますので、肌に合わないようであればすぐにやめましょう。
タオルは、スポンジやナイロンタオルを避け、木綿製の柔らかいものを選ぶと良いと思います。
かゆいからと言ってゴシゴシ洗うのはやめましょう。
