2009年10月
アトピー性皮膚炎とハウスダストのダニ
アトピーの主な原因にダニがあります。
ダニは、人やペットのフケやアカ、食べかす、ゴミ、ほこり(ハウスダスト)などをエサに増殖します。
またこれらのダニは気温20~30度、湿度75~85%といった高温多湿を好み、夏場や梅雨時に増殖します。
この『ダニ』のフンや死骸のかけらが、皮膚表面に付着し、体内に侵入すると、これを『抗原』と見なしアレルギー反応が起こり、アトピー性皮膚炎の原因となってしまいます。
また空気中に舞い上がった『ハウスダスト』を吸い込んでしまうことにより、『抗原』となりアトピー性皮膚炎の原因にもなることがあります。
対策は、『掃除をマメにする』、『部屋の喚起』をするがあげられます。
畳やジュウタンを無くしてしまうことができれば良いのですがなかなかそうは行きません。
掃除をこまめにしてする、寝具の日干しや丸洗い、布団に掃除機をかけるなどして吸い取ることを心がけましょう。
また掃除機は、排気をクリーンな状態で排出するような機種を選ぶと良いでしょう。
アトピー性皮膚炎は寝ている間に掻く
一日のうちで一番痒くなるのは、なっと言ってもお布団の中ではないでしょうか。
布団で体が温められます。そこに加えて入眠前は体温が上昇します。
眠りにつくと体温は下げられるため、発汗が多くなり皮膚を刺激することで、痒さが増し、寝ている間の知らず知らずに掻きみしってしまいます。
睡眠が深いときにはあまり掻きませんが、眠りが浅くなった時に掻いてしまうようです。
アトピー性皮膚炎の方って、朝起きると血だらけと言うことよくないですか?
こう言う理由で掻いてしまっていたんです。
だからと言って一晩中お子さんが掻かないか、徹夜して止めるわけにはいきません。
対策としては、お布団の中に冷やしたペットボトルを入れてあげたり、布で巻いた氷枕を敷いてあげる、扇風機やうちわなどで少し風で体を冷やしてあげるようにしてあげましょう。
また冬場は室温を高めに設定しないように注意してください。
皮膚をなるべく傷つけないようにするために、爪をいつも短く切り、爪の角がないように丸みをつけるよう磨いておくようにもします。
アトピー性皮膚炎の痒みを防ぐ
アトピー性皮膚炎は、痒いところを掻くと、皮膚がダメージを受けて余計に痒みが増します。
私の場合も一度掻いてしまうと、風があたるだけでも痒みが増してしまい悪化をたどってしまいました。
アトピー性皮膚炎は掻けば掻くほどひどくなるので、できることなら掻かなくしたいものです。
抗ヒスタミン薬などの飲み薬の服用やスキンケアにより痒みを抑えたりすることができます。
体が温まると痒みが増してしまいますので、エアコンで部屋の温度を下げたりします。アトピー性皮膚炎が酷い場合は扇風機の風でさえも刺激され、痒みが増してしまいますので直接あてるのは避けた方が良いでしょう。
お風呂やシャワーはぬるめにし、あたたまり過ぎること避けましょう。
夜寝ている間に知らず知らずの間に掻いてしまっているものです。
そこで、キュプラと綿で二重にした手袋(市販品)をして、寝ている間の掻くのを防いだりします。
ちなみに私は高校生の時、寝る前に掻かなくする為に手を紐でくくったりして寝ていた事があります。自由が奪われ手を傷つけることがありますので、止めた方が良いでしょう。
私の娘はまだ小さいので、掻き始めたら、手をつかんで掻くのを止めたりしています。昼間はできるだけ遊びに夢中にさせて痒みを忘れさせるように気をくばっています。
親としてはあまり神経質になりすぎないようにしましょう。親が神経質になりすぎると敏感な子供はそれを察知して、余計アトピー性皮膚炎がひどくなることもあります。
アトピー性皮膚炎は、痒いところを掻くと、皮膚がダメージを受けて余計に痒みが増します。私の場合も一度掻いてしまうと、風があたるだけでも痒みが増してしまい悪化をたどってしまいました。アトピー性皮膚炎は掻けば掻くほどひどくなるので、できることなら掻かなくしたいものです。抗ヒスタミン薬などの飲み薬の服用やスキンケアにより痒みを抑えたりすることができます。
アトピー性皮膚炎の方の食事
アトピー性皮膚炎の方ひとりひとりにその症状が違う為、一概には言えませんがてんぷら、からあげ、カレーなど油物が多いものをできるだけ控え、
また外食は栄養のバランスが偏りがちですので、できるだけ家で食事をするようにしましょう。
お仕事などでどうしても外食が多くなる場合は、栄養のバランスを考えていつも同じ食事にならないようなどの配慮が必要です。
甘い物の取りすぎ、タマゴの食べすぎにも注意しましょう。
食べ物の除去は成長時期なら成長にも障害を起こすこともありますし、成長時期でなくても他の病気にもかかる可能性も高くなるのであまりおすすめはしていません。
要はバランス良く食事をとることが必要だと思います。
私の場合は和食中心で煮物でよく食べてました。
油物はなるべく控えるようにしました。とは言ってもやはり唐揚げなど食べたくなるもの。
食べても週に一度程度、食べ過ぎないように注意してました。
あと効果的だったのは、ジュースです。これを一切飲まなくしてお茶に変えました。
烏龍茶に変えたのですが今から振り返ってみると効果があったかなと思っております。
ステロイド外用薬の副作用
ステロイド外用薬の副作用としては、以下のような症状があげられます。
・皮膚の萎縮
・血管拡張
・毛が伸びて濃くなる
・色素脱失
・感染症の悪化・誘発
私の経験から言ってあまり顔にはステロイド外用薬は使用しない方が良いと思います。
ただ顔は腕や足、背中とは違って服で隠したりできません。
ですので誰もが早く治したい、少しでもマシにしたいと思って、ステロイド外用薬を使いたくなるものです。
注意すべき点は、使用するときはできるだけ弱いものにし、短期間にとどめることです。
私は、顔に体に塗るステロイドを塗っていたこともあります。
今から思うと凄い怖いことをしていたんだなぁっと感じます。
ステロイド外用薬を塗りだした頃は、色素脱失(肌の色が白くなること)で顔の肌の色が白くなり、アトピー性皮膚炎も良くなって喜んでおりました。
そのうちステロイド外用薬を塗る間隔がどんどん短くなり、お風呂上りには保湿剤のように塗っていました。
それを何年も繰り返しているうちに皮膚は萎縮してしまい、赤ら顔で、まるで日焼けをして赤くなっているようになりました。
この状態からステロイド外用薬を止めるのは本当に苦痛の日々でした。
顔にステロイド外用薬を塗る場合は長期間使用しないようにした方が良いと思います。
ちなみに私の場合、背中や足、腕等ではステロイド外用薬の副作用はでなかったと記憶しています。
アトピー性皮膚炎と亜鉛・γ(ガンマ)-リノレン酸
亜鉛の働きを簡単に言うと『皮膚の生まれ変われを助ける重要な栄養素』です。
また、アトピー性皮膚炎の症状でもある痒みを抑える働きもあるそうです。
皮膚は、基底細胞から亜鉛の働きによって細胞分裂を繰り返し、ビタミンAの働きによって分化し、角質細胞になります。
また分化するときにレチノール結合蛋白によってビタミンAは肝臓から、結合され輸送されるのですが、その結合にも亜鉛が欠かせない栄養素なのです。
ちょっと使い慣れない言葉なので難しいですね。
つまり亜鉛は、皮膚の生まれ変わりに亜鉛が大きく関わっているということが言えると思います。
また、必須脂肪酸のひとつにγ(ガンマ)-リノレン酸と言うものがあるのですが、アトピー性皮膚炎の炎症を抑える働きを持っているそうです。
このγ(ガンマ)-リノレン酸は、リノール酸から体内で作り出されるもので、作り出されたγ(ガンマ)-リノレン酸は、私達の体の中で様々な働きをする物質に作り変えられていきます。
その中の一つに、かゆみの原因とされている"ヒスタミン"を細胞の外に出さないようにする、『抗アレルギー作用』があります。
このγ(ガンマ)-リノレン酸を合成するための酵素の代表的な補酵素が亜鉛なのです。
γ(ガンマ)-リノレン酸は、ボリジ油やブラックカラント油に多く含まれているそうです。
私はこの亜鉛やγ(ガンマ)-リノレン酸を試したことはありません。最近亜鉛の働きを知りました。書籍も出ているようでもう少し勉強していきたいと考えております。
より詳しい情報を掲載していきますのでまた参考にしてください。
乳酸菌がアトピー性皮膚炎を抑制
腸内に存在する乳酸菌の一種が、アレルギーの原因となる免疫細胞を細胞死(アポトーシス)に導くことを、東京大などのグループがマウスの実験で突き止めたそうです。
体内の免疫細胞である「Th1」と「Th2」のバランスが崩れて、Th2が増えると「IgE」と呼ばれる抗体が過剰に作られ、アレルギー反応が起きます。アレルギーの人はTh2が過剰な傾向がみられるそうでうが、乳酸菌は、Th1を増やし、Th2の細胞死を促してアレルギーを抑える仕組みもある。乳酸菌摂取が症状緩和につながる可能性があるそうです。
もっとこれらのメカニズムが解明されることを願っています。
<乳酸菌>アレルギーの抑制力解明 症状緩和も...東大など
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080104-00000042-mai-soci
アトピー性皮膚炎治療 薬物療法の基本例
アトピー性皮膚炎 ガイドライン2005 薬物療法の基本例には以下のように書かれています。
各重度については、アトピー性皮膚炎治療 重度の定義を参照して下さい。
軽症
外用薬
●全年齢:ステロイドを含まない外用薬。必要に応じてステロイド(マイルド以下)
内服薬
●必要に応じて抗ヒスタミン、抗アレルギー薬
中等症
外用薬
●2歳未満:ステロイド外用薬(マイルド以下)
●2歳~12歳:ステロイド外用薬(ストロング以下)
●13歳以上:(ベリーストロング以下)
内服薬
●必要に応じて抗ヒスタミン、抗アレルギー薬
重症
外用薬
●2歳未満:ステロイド外用薬(ストロング以下)
●2歳~12歳:ステロイド外用薬(ベリーストロング以下)
●13歳以上:ステロイド外用薬(ベリーストロング以下)
内服薬
●必要に応じて抗ヒスタミン、抗アレルギー薬
最重症
外用薬
●2歳未満:ステロイド外用薬(ストロング以下)
●2歳~12歳:ステロイド外用薬(ベリーストロング以下)
●13歳以上:ステロイド外用薬(ベリーストロング以下)
内服薬
●必要に応じて抗ヒスタミン、抗アレルギー薬
※原則として一時入院
これに当てはめると、医者から入院をすすめられた私はやはり、最重症患者だったんですね。
でも今は完全にアトピー性皮膚炎は静まっています。
毎日の保湿によるスキンケアやタバコの煙から避けるなど、日々注意は忘れておりません。
アトピー性皮膚炎 枕やふとんにも気をつける
枕やふとんなどの寝具は、肌に刺激の少ない繊維のものを選びます。
またダニをすみつかせないことが大事です。
ダニは人のフケをエサにしてますから、枕が大好きです。
パイプ枕やビーズ枕などダニが生息できない素材の枕にしましょう。
小さいお子さんは、枕を使わず木綿のタオルを枕代わりに使うのもよいでしょう。
ふとんは、羽毛や羊毛より、丸洗いできるポリエステルわたの布団が好適です。
羽毛や羊毛は湿気はたまりにくいのですが、ふとんから出た毛で皮膚を刺激する恐れがあります。
木綿の綿布団は、古くなるとほこりもたまり、通気性も悪くなり、ダニがつきやすくなります。
こまめに日に干し、取り込むときはよくたたいて取り込みましょう。
さらに掃除機でほこりやダニを吸い取るのが理想です。
暑くなる季節、どんどんアトピー性皮膚炎がかゆくなる
ステロイドも最初は良く効いていたのですが、何年も続けてるとアトピー性皮膚炎が強くなってきます。
いわゆるリバウンドです。
最初はひどい時だけ塗っていたのですが、それが4,5日になり、2,3日になり、どんどん短くなって、最終的には毎日塗るようになってしまいました。
その頃の私は、ちゃんとアトピー性皮膚炎をわかっていなかったのでしょうね。塗れば治ると思っていたのでしょう。
その結果、顔は腫れ上がり、水分はまったく無いような感じで、血が出て、目のまぶたから液状のものが出てました。
私の経験から言うと、ひどい時にステロイドを使用する。
それでアトピー性皮膚炎が引いて来たら、使用を止める。
このステロイドを止めるのが本当になかなかできないのです。
アトピー性皮膚炎になった人しか、多分わからないでしょうが。
できるだけ早く自分のアトピー性皮膚炎の原因、アトピー性皮膚炎を悪化させる原因を生活サイクルから見つけ出すことが大事です。
いろんなことを試すもの必要だと思います。
自分に合った治療方法を見つけ出さなければなりません。
あの人が治ったから私も治ると言う病気ではありません。
インターネットや雑誌で「アトピー性皮膚炎が治った」とよく見かけます
が、アトピー性皮膚炎の患者全員に効くとは限りません。
それが本当に効くのか、どのようなものなのか、自分あっているのか、よく吟味してから購入してくださいね。
アトピー性皮膚炎の患者の弱みに付け込んだ広告や商品などもあります。

